SixTONESのCDを頂いたので感想(アルバム編)

初めましての方も、前回のブログを読んでくださった方も、こんばんは。

今回は記念すべき1stアルバム「1ST」の感想(と考察)編です。

 

✳︎ただのクソにわかオタク、音楽素人の感想ですので、「時間が有り余って仕方がないぜ!」と言う方のみスクロールを推奨します。

 

 

本編を始める前に、今回感想を書く私の音楽歴をサラッと紹介しておきます。

現在ジャニーズではKAT-TUNSexy ZoneのFCに所属しているジャニオタで、元々二次元オタクなので現在は俗に言うアニソンやアイドルマスターシリーズ(主に シンデレラガールズ)とIDOLiSH7ヒプノシスマイクなどを聞いています(ボカロ全盛期はボカロオタでした……)。また、椎名林檎さん、aikoさん、yamaさん、ジェニーハイ、米津玄師さん……など手広く色々聞いて暮らしています。

 

突然ですが、今回のアルバムを私なりの言葉で例えるならば「材料はSexyZone、味付けはKAT-TUNのフルコース」って感じです。

私がセクゾKAT-TUNのオタクであることは前回のブログで記載しましたが、私の身の回りにはセクゾKAT-TUNとストのオタクって一定層存在するんですよね「確かにかっけえもんな〜」と安易に思っていたのですが、今回しっかり音楽を聴くことで「……わかるぅ」と言う心境に陥りました。

 

本題の今回のアルバム「1ST」にお話を戻すと「セクゾが歌いそうなメロディーなのに500000倍ぐらい柄が悪い(最高)」みたいな感想を抱いたのでこんなわかりにくい例えをしたわけです。

 

・ST

  イントロカッコ良ーーーーーーー!!!!!

全体的な印象としては「Imitation  Rain」の対となる曲なのかな?と感じました。イミレは前回ブログで書いた通りバラードの曲調に「この世って苦しいし、どうしようも ないことってあるけど、これから一緒に進んでいこうね」的なメッセージを乗せた曲。STはロックな曲調に「すぐに見切りを付けたがる、こんな理不尽な世の中ぶっ壊してやろうぜ!!俺らと一緒ならできるよ!」的なメッセージを乗せている曲だなと感じました。

もし、対となるような意図が込められていたら、エッモイっすね……。

 

・NAVIGATOR 

 以下前回のブログの感想引用。

 私が歌番組とかちゃんと聴いてなかったこともあるとは思うのですが、イントロ『え、NAVIGATORってこんな曲だった??』って印象を受けた。

アニメ富豪刑事のOP曲だったことは知ってたんだけど「Hey,you!」の印象的な使い方や「Rodars〜迷い子のシンパシー」までの韻の踏み方(?)歌詞の流れ(?)がお見事すぎて……鳥肌。

 Twitterでこの曲が発表された時期に「主人公と執事AIとの話だよな」ってツイートを見てて、改めて聴いているとこの印象的な「Hey,you!」が「Hey,Siri」と同意でこの世界では使われているのかな?とか考えてしまって、考察が捗る、捗る……。

また、この曲順が憎い……STの次にこのNAVIGATORを持ってくることで「荒廃した近未来」を想像させられてしまう。こんなん……好きじゃん。

 

・Special Order

 民族音楽のようなメロディーが印象的だなーと思っていたら、いきなりレーザーの海に放り込まれてしまった……このアップダウンやばくない?キマっちゃうオタクいるでしょ(キマるとか言うなよ)。運転中とかに初見で聞かなくて良かった……誰しもいきなりレーザーの海に放り込まれたら急ブレーキ踏んじゃうし、「は!??!??!?!」っていう自信ある。

 

・NEW ERA

 以下前回のブログの感想引用。

このコロナ禍に発売された曲として走り抜ける爽やかさ、新しい時代というタイトルが良いなーと思っていたら、和ロックの要素で撃ち抜かれた。

和ロック好きなのわかりやすすぎて公式にバレてるよね??オタク!気をつけて!!!半妖の夜叉姫のOPということも相まって琴の音がめっちゃ効果的に"良さ "を生み出してる。

 

・Curtain Call

 とにかく歌詞のセンスが最高で好き。SixTONESってこんな美しい失恋歌も歌えちゃうんだ……と感嘆した。

 最初の「閉じた未来、もうおしまい?」「君のいない今日を」でグッッと心を鷲掴みにされた。「引き伸ばした LOVE  STORY」の意味とか考えちゃって感情移入した結果、ちょっと泣くなどした。最後の「君のいない今日を」の歌い方がまた良い……こんなんライブで歌われたら、泣きながら、綺麗な拍手しちゃう。

 

・Dance All Night

 ここは近未来TOKYOのダンスホールTOKYO DOMEだー!!!!朝まで踊り狂おうぜ!!!とテンションをぶち上げさせてくれる一曲。そんなイメージを与えてくれるのに、丁寧で美しい一曲に仕上がっているのが品が良くて最高。

 

・S.I.X

好きです!!!!!!!!!!!!!

KAT-TUNの「SIX SENSES」で骨折れるまでクラップしまくったオタクが嫌いなわけない……

仕事で単純作業をすることがあるんですが、脳内でこの曲を流すことでノリノリで乗り切りました。「Let's go!」がマジで推進力だった。ありがとう。

東京ドームをクラブハウスにしてる光景が浮かんだ……わーミラーボールきれー……DJブースもあるぅ……

 

・Coffe &Cream

 このCoffee&Cream、声質がコーヒーとクリームと砂糖(ハニー)の役割の人が居て(私の主観ではコーヒーがジェシーさん、森本慎太郎さん、クリームが松村北斗さん、高知優吾さん、砂糖が田中樹さん、京本大我さんかなーと思いました。)それぞれが混ざり合うことでストらしさを程よく残しながら、こんな優しくまろやかな曲に仕上がっているんだな〜と感じました。

 

・Imitation Rain

 以下前回のブログの感想引用。

言わずと知れた(色々な意味で)衝撃のデビュー曲。今回のブログを打つにあたって、改めて聴き直しをしたのですが、YOSHIKIさんの曲もさることながら歌詞!歌詞がえげつないな……と。

特に田中樹さんの歌うRap詩ですよね。ざっくり日本語訳も読んだんですけど「偽物だらけのこの世界で生きる意味はどこにある?この終わらない(人生という)ゲームを続けるべきなのか」というデビュー曲には似つかわしくない重いメッセージがあり、それを打ち消すように何度も「Shall we play this game(一緒に(人生という)ゲームをしない?)」と歌っています。

私はこの歌詞を改めて読んで。「この世って苦しいし、どうしようも ないことってあるけど、これから一緒に進んでいこうね」というSixTONESからのメッセージなのかな……と思いました。

しかし、デビュー曲にこの激重メッセージ……とんでもない……

SixTONES/Imitation Rain】歌詞(和訳)の意味を徹底解釈!正体は亡くなった友へ送る鎮魂曲? | 脳MUSIC 脳LIFE

 

・Lifetime

 NAVIGATORの感想に少し書いた「荒廃した近未来」の続編みたいな曲。この前でImitation Rainを聴いていることで、世界の荒廃感が強調されていることもまた小憎い演出を感じる。

 地球が人間では対応できないぐらいに環境が汚染されてしまって、宇宙船に乗って別の星に移住しないといけなくなった(もしかしたら、宇宙船には定員があって、地球に残ることになってしまった人類への鎮魂みたいな意味もあるのかな)みたいなストーリーを感じさせる壮大な曲。

 

・うやむや

 MVを観た時は「これはボカロ曲だわ、狙われたわ、こんなん好きじゃん」と思ってたわけですが、改めて曲単体で関わった時の第一声は「作詞作曲川谷絵音だ!!!!!!!!!!」と叫んだぐらい川谷絵音系の音がする、ピアノの使い方とかジェニーハイっぽい。

韻の踏み方がめちゃくちゃ好き……

 

・Mad Love

 めっちゃセクシーな曲キターーーー!!!となってたら、全編英語で恐れ慄いてます。SixTONESの皆さん英語圏のオタクから高いハムとか、生ハムの原木とかちゃんと貰ってる?(高いそうめんとかで手を打っちゃダメだよ?)、英語が全くわからんオタクなので何言ってるのかはわからないけど、きっとセクシーなんだろうなー、それは最高だよなーと思いながら聴いてた。

 

・Telephone 1ST ver.

 今回のリミックスで追加されたイントロ最高では????

 前回のブログでは、電話という遠距離恋愛を彷彿とさせる題材をえっちな感じに仕上げてる!と書きましたが、今回のイントロが追加されたことで、曲の中で嫉妬深かったり、独占欲を発揮してくる男の子の雰囲気を強めているなーと感じました。

 

【初回A】

・この星のHIKARI

 SexyZoneのアルバム混ざった?と一瞬混乱したイントロ、管楽器ってなんでこんなハッピーな気持ちにさせてくれるんでしょうね……

 好きな人と付き合って2ヶ月みたいな多幸感、完全無敵な気分ですね。こんな幸せいっぱいな曲なのに、最後に「誰かが君の前に現れてしまうまでに」「その全て僕の手で守り続けて行くまで」と苦味のあることも匂わせたりしてくるのが……ずるい。

 

・BE CRAZY

 せせせ、SexyZoneの歌いそうな近未来感のある曲だ!!!!!!!

 若手ジャニーズのオハコ芸のような曲、嫌いなオタクの方が少ないよね??

 

・"Laugh" In the LIFE

 なんだこのライブ映えしそうな曲は!?

 最初はリズムもお散歩ぐらいなのにどんどんアップテンポになってきて聴いてるこっちがワクワクしてくる。コーレスもめっちゃ楽しそうだし、歌詞もタイトルに沿って多幸感の強い感じなのが好印象。

 現場でリズムに合わせて飛び跳ねたり、ペンラ振ったりしたいと思わせる最高の一曲。私はこの曲を聴きながら皿を洗い、体を揺らしてました(我が家のキッチンはダンスホール化している)

 

・Rollin'

 ちょっと前のアニソン(黒バスとかの時代)を感じさせる曲調なのが私的には好印象。絶対今までの物語の戦闘のキツかったシーンやら、強かった敵に負けそう……ってなってるところが回想されたり、戦闘前の幸せな日々が回想に挟まれたりして、最後は主人公がカメラ前に置かれたカバンを取って仲間の元に向かってて、カメラは綺麗な星空を映して「○○製作委員会」とか出てるぞ!

 

・RAM-PAN-PAN

 パンツを見せつけてくる曲じゃん!!!(クソ失礼)イケメンのパンツを合法的に見ることができるということでYouTubeでライブシーン(公式で上がってたよね?)を観た記憶があります。

 ロックな曲にラテン系の歌い方がシンプルなカッコ良さを際立たせてくれる。

 

【初回B】

・EXTRA VIP(Jesse × Juri Tanaka)

 声質が似てるのかな?と勝手な想像をしなら聴いたんですが、近いけど、ジェージーさんの方が通ってる感じ、田中樹さんの方が少し濁ってる感じで全然違うな!となりました。私自身ラップは田中聖さんから入った人間なので「right?」「sight」の語尾が高く上がった時の声質に遺伝子を感じ、ニヤニヤしました。

 田中樹さんのラップについて少し触れると、かなりの方も言っておられると存じますが、田中聖のラップよりも菊池風磨の感じに近いのかなーと思います。(韻の踏み方の基本に忠実な硬さとか)お兄ちゃんのラップの方が身近ですし、似やすい傾向にあるのかな?とは思いますが、一緒に切磋琢磨している仲間の歌い方に近いなと思われていることに少しの郷愁とエモさを感じずにはいられません。

 

My Hometown (Yugo Kouchi × Shintaro Morimoto)

 なんじゃこの可愛い曲は???ってか初めてこの曲で森本さんのお声を認識して聴いたんだけど、見た目とは違って高めの綺麗なお声が出せるんだ!とびっくりした……高知さんは「飽きるぐらい通った〜波のように打ち寄せてる」の部分や「so I'll always love my hometown〜」で高く上がる部分はすごく中丸くんの声質に近いなー!!と思いました。やっぱり骨格とかが近いのかなーと思うのですが、高知さんって中丸くんと違ってちゃんと男の子の骨格してるなーと思うので(中丸くんは現場で見ると「男の人だ!」と思えるぐらいTVや雑誌では華奢い印象)、こんなに似ていることにびっくりしています。

 

・ってあなた(Taiga Kyomoto × Hokuto Matsumura)

声質似てる〜〜!って第一印象。

空気をいっぱい含んだ低めの声質は安心感があると同時に、どうしても高い音が出せるが故に女性の感情パートになりがち、今回の歌も最初聴いた時は「女性の失恋の歌なんだな」と思ったぐらい。なのに歌詞はゴリゴリに男性の失恋歌……最高か?歌詞に「リプライ」「メンション」「ストーリー」とあって、今時のSNSを利用した恋愛の駆け引きを描いていて、また「夜の寂しさ」みたいなのもはっきりとは言わないけど空気感で描いているのが好き。今の時代の反映の仕方が丁寧でいいなと思った。

「ハッ」っと吐息音が入ってて、バイノーラル録音されてるのね……初めて聴いた時心の準備ができてなくて普通にびっくりした。

 

 

【メーカー特典あり】 1ST (通常盤) (ふた付マルチケースD付)

【メーカー特典あり】 1ST (通常盤) (ふた付マルチケースD付)

  • アーティスト:SixTONES
  • 発売日: 2021/01/06
  • メディア: CD
 

終わりに

 前回の感想ブログ(SixTONESのCDを頂いたので感想(シングル編) - 雑食乙女ゲーマの、のったりブログ)を読んでくださった方々、ありがとうございます。人生初の1000PVということになり「本当にあんな文章で良かったの?」と混乱したりしましたが、いきなりこれ以上語彙が増えるわけでもないし……文章が飛躍的に上手になるわけでもないし……と一種の開き直りをし、今回の感想を書いています。SixTONESが好きな皆様、読んでくださりありがとうございます。

 

 さて、今回アルバム曲の感想を書かせていただきましたが、現場が大好きな一介のオタクとしてはこの曲はアコースティックアレンジがいいなーとか、この曲はレーザーガンガンに飛ばして欲しいなーとか、これはトロッコでしょ!などと演出に想いを馳せながら聴きました。

 今回ブログで感想を書くという機会があったことで、より深く曲と向き合う時間を持つことができて本当に良かったなーと思っています。

 CDを送ってくれたフォロワーには感謝しかないです。

 長くなりましたが、ここまで読んでくださってありがとうございます。少しでも楽しんだり、共感してくださったり、新たな曲の見方になったりしてもらえれば幸いです。

 もし、私に聞きたい事、もっと話したいことがあれば、Twitterのマシュマロにでもお願いします。(アユミ氏。 on Twitter: "箱置いとくので暇な時に気になったことでも投げてみて下さい。 https://t.co/ezI8XNMCo7"